こんにちは、ツマです。
今回は、売上がでた時の仕訳方法について説明したいと思います!
・売上が出た時の仕訳方法
・クレジットで出た売上の仕訳は?
・売上を分けて、経営に役立てる?!
売上の仕訳(施術の売上)
美容系サロン経営をされている皆さんの場合、お客様がクレジット払いを指定することも多いとともいます。なので、この記事では、現金だけではなく、クレジットの場合の売上の仕訳についても説明しようと思います。
現金売上の仕訳
仕訳例から説明します。
仕訳例
現金で、カラートリートメント料金15,000円売上があった。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 | 摘要 |
現金 | 15,000円 | 売上高 | 15,000円 | カラートリートメント代 |
現金が増えたので、借方(左側)に現金を記入し、売上高を貸方(右側)と記入。摘要に施術内容を記入します。
クレジットカードに売上
クレジットカードの売上があるときは、すぐに現金が入るわけではないので、売上時と入金時の2回に分けて仕訳が必要です。
手数料324円が引かれ19,676円が事業用の口座に入金された。
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
売掛金 | 20,000円 | 売上高 | 20,000円 | カットカラー代(クレジット) |
クレジットカードの支払いの際は、まだ現金が入っていないので勘定科目「売掛金」で記帳します。
入金時
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 摘要 |
普通預金 | 19,676円 | 売掛金 | 20,000円 | クレジットカード 売上入金 |
支払手数料 | 324円 | クレジットカード 会社手数料の支払い |
入金時に「売掛金」を相殺します。
基本的にクレジットカード支払いの時は、入金時に手数料分が差し引かれて入金されると思いますので、入金時に振替伝票を使用して記帳します。
※この入金時の記帳の際に、借方(左側)と貸方(右側)の合計金額が同じになるように注意しましょう!(ソフトの場合は、ほとんどが金額が違うと登録できません。)
経営状況が把握できる!売上の仕訳
店販商品の仕訳方法
美容系サロンでは、施術だけではなく、商品の購入などでも売上があると思います。
ここで、その場合の記帳方法を説明します。
仕訳方法①
現金で、シャンプー・トリートメント商材15,000円の売上があった。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 | 摘要 |
現金 | 15,000円 | 売上高 | 15,000円 | 店販購入(シャンプー・トリートメント) |
現金が増えたので、借方(左側)に現金を記入し、売上高を貸方(右側)と記入。摘要に施術内容を記入します。
仕訳方法②
現金で、シャンプー・トリートメント商材15,000円の売上があった。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 | 摘要 |
現金 | 15,000円 | 店販売上高 | 15,000円 | 店販購入(シャンプー・トリートメント) |
ここでは、貸方勘定科目の売上高を店販売上に変更しています。
このように、売上高を(技術売上・店販売上)など、施術と商材で分けて管理することで、売上管理をしやすくする方法もあります。
経営状況を把握する
記帳はある程度、オーナーが経営状況を管理しやすく追加していくことも可能なんです!
この仕訳方法は、経営の上で大切なことなので、ポイントとしてまとめました。
売上高を(技術売上・店販売上)など、施術と店販で分けて売上を管理する。
⇒ 経営状況の把握と今後の経営戦略につながる。
さいごに
今回の内容は以上です。
普段より、短い文章でしたが、今後のサロン経営には欠かせない重要な内容なので、見逃さないようにしてくださると嬉しいです♪